He talks about how role of an ID can shift in the future. Basically from shaper to lifestyle sympathizer.
変わる「デザイナー」の定義
──そこからさらに進んでいったとき、デザイナーがやるべきことはどのように変化していくと思われますか。
「デザイナー」が、いらなくなる。デザイナーでなくても、もっと勝手にいろんな変なものがつくられる時代になると思います。いまの世の中、どんな服を着たっていいわけだから、自分の縫った服でもいい。それと同じようになっていくと思いますよ。
でも、そこには時代との対話がある。例えば、「あの子のつくった服っていいよね」と話題になって、その人のことをデザイナーと呼ぶようになる。デザイナーの名前ありきで「その人に頼めばいい」というよりも、大衆の声が集約された人がデザイナーの役割を担う時代に変化するだろうなと思います。
最近では、感度の高さや発言のシャープさが社会を動かしているような気がします。もう「このデザイナーならこの形をつくれる」と期待する時代ではありません。何かを「読める」とか「言葉にできる」というところに、社会を動かす大きなスイッチが置かれているんです。
──それが出来る人が「デザイナー」であると。
ぼくはそう思いますが、全員がそういうデザイナーになるのかはわかりません。でも、そういうことを考えている人たちは、光っているものを言葉にしたり、考えたりできる人を呼び寄せる力をもっているのだと思います。
「形をつくってね」と言われたときに、そこで生まれるいろいろなコミュニケーションから次の時代を読み、考えて布石を打っていくのがデザイナーの仕事になるでしょう。仕事がひとつ終わった時点で「はい、プロジェクト終わりです」という感じとは違いますね。
一度何かをつくると、その経験を通じて新しい「センサー」が立ち上がるんですよ。経験しない人は新しいセンサーまで届かない。そういう時代なんです
Full article here in Japanese.
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